正社員、辞めます

24歳、保育園で働くことになった。精神的に愛されたくてしょうがないメンヘラアダルトチルドレンのブログ。

弟が自殺未遂する

一年ほど続けた工事現場事務所での事務員を辞めて、一生使うことは無いだろうと思っていた保育士資格を使って就職せざるを得なくなった。

保育士不足の都内で保育士は就職に困るはずがなく、保育園にはすぐに就職でき、当たりの職場を引けたようで、職員の人間関係はまあ良好、給料も他の施設と比べると高い。
保護者との会話というものすごい苦手な仕事あるが、子どもたちは可愛く思えてしまうため、なんとかやっていけそうだと思っていた。
また、交際相手との結婚の計画も始まり、そこそこハッピーな日々を送っていた。

そんな3月のある日に、10日間家出をしていた弟が帰ってきた。
首を吊りに行ったが、ベルトが千切れて帰ってきたと言う。
そしてその数日後、私は午前4時に混乱気味の母に起こされる。
「○○(弟)がおかしいから下りて来て。」
母親に言われるまま、弟が寝床にしている客間に下りると、絨毯に吐瀉物がかかっており、弟が洗面台の前でうつぶせで胎児のようにうずくまっている。
弟は薬を短時間の間に大量に摂取するオーバードーズという自殺未遂を行ったようで、救急車で運ばれることになった。

私のせいだと思った。
その時はまだ弟が死のうとした理由を聞いてはいなかったが、弟が自殺をするまで追い込まれた原因に私も十分含まれると思った。

わたしは今まで弟が父親から暴言、暴力を受けたり行動を強制されたりしていることを知っていて、見殺しにしてきた。

薬の飲み合わせが幸運にも良かったようで、弟は即日退院できた。
医者に必ずカウンセリングに通わせるように言われ、私も何度か弟をカウンセリングに連れて行ったが現在はほとんど母が付き添っている。

本人から聞いた死にたい理由は主に3つあり、いじめられていた友人を助けられなかった罪悪感と、勉強ができない劣等感と、何かしようとすると面倒になる気持ちからだという。家族との喧嘩や、コミュニケーション能力の低さなども理由にあげていた。

今私には弟をなんとかしたいという気持ちと、このような家庭を作った両親が悪いのに、なぜ私が罪悪感を負わなければいけないんだという逃げ出したい気持ちがある。

来年には結婚してやっと家族から開放されると思っていたところで地獄に突き落とされたようだ。
弟が死んだら一生罪悪感に呪われる。
生きていても弟が働ける状態になれるかは分からず、私は弟を経済的に助け続けなければ罪悪感を持つだろう。
両親はいずれ死ぬし、これから先私はどうしたらいいのだろう。