新社会人を生きてみて
私が物心ついた頃からずっと結婚に憧れを持っているのは親から満足に与えられなかった愛情を男に愛されることによって取り戻そうとしているからかもしれない。
また結婚が最高に幸せなものであるかのようにイメージさせるドラマやCMによって私はきっと洗脳されてきた。
新社会人として働いてみて思ったことは、当たり前だけど働くということは自分で生きることなんだということ。だけど私はそんなに生きていたいと思ってる訳では無い。
死ぬのは怖いから仕方なく生きてる。だから働く理由がない。
結婚して養われる身になれば、私は生きているというより誰かに生かされる存在になる。
誰かに生かされればきっと自分は生きててもいい存在なんだと感じられるし、それが生きる理由にもなる。生かされてるから生きる。
でもその生かしてくれている存在がいなくなれば、また私は生きる理由も生きたいという思いも消えてしまうんじゃないかと思う。
今までだって私は父の労働によって生かされてきた。